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イタリアワインへのお誘い 2006年1月公開
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La Fonte の皆さん 初めまして。
これからイタリアワインのページ "イタリアワインへのお誘い" を担当します池田美幸です。どうぞ宜しくお願いします。
私がイタリアのソムリエの資格を取って数年経ちます。 食べることが大好きなせいか、ワイナリーに通訳の仕事で出向くことが重なり、これはもっと本気で勉強しなければいけない・・・というのが、イタリアソムリエ協会主催の授業に通いだしたきっかけでした。
私がまだ日本にいた1980年代前半は、ワインなんて本当に一部の人の贅沢な飲み物で、少なくとも私には縁のない世界でした。 |
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「ワインの味が分かるって、素敵なことかしら?」 悩みました・・・だってワインの味が分かるようになったら、今まで美味しいと思っていたものではもう物足りなくなって逆に損なんじゃないかしら??
そんな私が足を踏み入れたイタリアワインの世界:
フランスワインが重要なのは確かだけれど、イタリアワインを学んだ現在、やっぱりイタリアワインのほうがおもしろいって断言できます。 |
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初めて飲んだ外国製ワインはフランスのものだった。という方が皆さんの中でも多いと思います。もしフランス製でなかったとしてもブドウの品種はフランス原産だったのでは? シャルドネー、ソーヴィニョン、メルロー、カベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニョン、、、これらは全て、もとはと言えばフランス原産のブドウなのです。
フランスワインを飲みなれて、イタリアワインを飲んで「なにこれ??」と感じられた方がいらっしゃるかもしれません。 渋い(タンニンのせい)、土臭い、エレガントじゃない、、、などなど。 でも、それが面白いのよ、と私は思うのです! 今書いたフランス原産のブドウは、世界のいろいろな所で結構うまく育って、美味しいワインになります。ブドウの木としての順応性があるのですね。
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でもイタリア原産のブドウは取っ付きにくいと言うか、何しろ順応性がなくて自分の祖先が生まれ育った限られた所でしか、素晴らしいワインになるためのブドウの実をつけないのです。土壌や気候を選ぶわけです。
イタリア原産、要はイタリアの地ブドウをいくつかご存知ですか?
王様のワイン、ワインの王様、と言われるバローロ、その弟分と呼ばれるバルバレスコを生み出すネッビオーロ。キャンティやブルネッロになるサンジョヴェーゼ。近年脚光を浴びている北イタリアのバルベーラやシチリアのネーロ・ダーヴォラ。白ブドウならコルテーゼ、アルネイス、ヴェルナッチャ、フィアーノ、カタッラート、、、、なにしろイタリアには地ブドウが500種類ほどあると言われています。 |
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そしてフランスでは赤ワインを熟成するのに、大樽ではなくバリックと呼ばれる225リットル入りの小さな樽に入れておきます。
このバリックというのは、オーク(樫の木)を割いてトーストして作り上げたもので、ワインにコーヒーやトーストした香がある、と表現することがありますが、このトーストしたオークの香が熟成している間にワインに移ったものなのです。バリックを使用すると、ワインはまろやかになりますが、ブドウ本来が持っている香は隠れてしまうこともあるわけです。
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イタリアでは、このバリックは20年ぐらい前までは使っていなかったので(小さくてもバリックの4-5倍の容量の大樽を使っていた。)フランスワインを飲みなれている人は、イタリアのワインにはこのまろやかさが欠けている、つまり飲み辛い、と感じることが多いのです。
このバリックは一時ものすごいブームになり、ワインはバリックに入れれば美味しくなり、高く売れると思い込んでいた生産者も多かったのですが、最近はイタリアでは見直され、バリックを使いながらも地ブドウ本来の香、味わいを生かすワイン作りを目指しているワイナリーが増えてきました。 |
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イタリアワインはわかりづらいかもしれません。 DOCG(原産地統制保証呼称)やDOC(原産地統制呼称)とラベルに書いてあるから高いと思いきや、テーブルワインより値段が安かったり。ファンタジーな名前がついていて、中身はなんだか想像できないような高いワインがあったり・・・ でも、ちょっとでもわかってくると益々興味が増してくる世界であること、間違いなし! 私がご案内するイタリアワインの世界、ぜひ次回も覗いてみてくださいね。
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