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コラム イタリア食べ歩き
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Vol.2
シチリア州 SICILIA
シチリアは地中海の真ん中に位置する日本の四国程の面積の島です。
昔からシチリアを制する者は地中海を制すと言われ、様々な民族が地中海侵略の足がかりにしました。
クスクスを作る
トラッパニのマンマ
歴史上で判っているだけでも16回支配民族が変わっています。ローマ・イスラム・アラブ・スペインetc. 彼らは、魅力的な遺跡や建物の他にシチリアの食文化に色々な影響を与えました。
トラッパニあたりで食べられるクスクスはアラブ人が残した食べ物です。魚のスープに絡めていただきます。
シチリアの温暖な気候からは、味の濃い野菜・オリーブ・柑橘類が豊富に育まれます。
ブラッドオレンジという真っ赤なシチリアのオレンジジュースをご存知の方もいらっしゃるはず。
その特産のオレンジをかたどった“アランチーニ”というライスコロッケはスナックとして親しまれています。
また、シチリアは島ですから、当然、魚介類も豊富です。
タコを生で食べたり、ウニをパスタに絡めたり・・・。
米や生の魚介と、日本人に馴染みやすい食べ物ばかりです。
トラッパニの魚市場
タコのマリネ
東側のメッシーナ海峡は、カジキマグロの有名な漁場で、西側のトラッパニはラマタンツァと言う独特なマグロの追い込み漁が今も行われています。
ブラッチョーロというカジキマグロをロール状にした料理はかなり美味しいですよ!
マグロのつるし切り
マグロの卵巣を使って作ったボッタルガは薄く切ってアンティパストとして食べたり、パウダー状にしてパスタに絡めたりします。数ヶ月、乾燥させながら熟成させていくのですが、味わいはどことなく鰹節を思い起こす懐かしさがあります。
また、このトラッパニの地区では、フェニキァ人が伝えた塩作りが今も伝統の手法で作られています。その塩田を回るのは中々興味深い経験です。
塩 シチリア
トラパー二の自然海塩
最近では先進的な醸造家が、乾燥した気候を十分に利用した素晴らしい出来のワインを私たちに届けてくれます。濃くてフルーティーなシチリアワインに注目です!